糖尿病、予防と治療を 函館中央病院、五稜郭タワーをライトアップ
「世界糖尿病デー」の14日、函館中央病院(本橋雅寿院長)は治療と予防啓発のため、本町の病院建物と五稜郭タワーをライトアップした。シンボルカラーの青色に染め、市民に予防と早期治療の重要性を訴えた。
世界糖尿病デーは国連が定めたもので、世界各地で啓発運動を展開している。同病院のライトアップは3年目で、今年は初めて五稜郭タワーでも行った。 糖尿病は、血糖値が高い状態が続き、重症化すると腎臓病や失明、神経障害などにつながる。国内では患者と予備軍を合わせると推定2000万人いるといわれている。また、全世界では成人の10人に1人が患者という。 同病院糖尿病・内分泌内科の高橋清彦科長は「メタボや肥満、家族歴がある人はしっかり検査を受けることが大切」と訴えている。
函館新聞デジタル