「定義さん」揺らめくホタルの光 6日、仙台・西方寺で祭り
「定義さん」として親しまれる仙台市青葉区大倉の定義如来西方寺の門前で6日、「定義ホタル祭」が開かれる。近くの沢を舞うゲンジボタルやヘイケボタルなどを楽しめそうだ。 定義観光協会や町内会などでつくる「大倉四季探検」が主催。午後7時50分から自由散策でホタル鑑賞会を開く。観光協会によると、今年は6月17日にホタル2匹が飛んでいるのを確認。昨年よりも10日ほど早い。ピークは7月上旬までで、100~150匹を見られそうだという。 観光協会の有路輝一会長(57)は「水辺に生息するゲンジボタルとヘイケボタル、陸生のヒメボタルを1カ所で同時期に見られるのが特長。揺らめく光を楽しんでほしい」と話す。 祭りは午後5時に定義太鼓の演奏で幕開けし、大道芸やハワイアンコンサートのほか、開祖平貞能(さだよし)の法要、世界平和を願う五重塔の「ブルーライト点灯」(5~7日)がある。商店街に模擬店が出る。 6日の帰りは午後8時半定義発、JR陸前白沢駅行きの市バスが臨時運行し、同駅発仙台行きの仙山線上り列車に乗り継げる。渋滞で遅れる場合は愛子駅まで運行する。 連絡先は有路さん090(1494)9936。
河北新報