将棋の王位戦七番勝負。いよいよ6日に名古屋の徳川園で開幕します。 藤井聡太七冠（21）と挑戦者の渡辺明九段（40）は5日、対局に使う駒などを確認する検分を行いました。その検分から約2時間前… 【写真を見る】藤井聡太七冠（21） 時を超えた“貴重な将棋盤”を鑑賞「初めて見た。装飾も本当にきれい」 6日に王位戦七番勝負が開幕 （村上真惟記者） 「名古屋栄のオアシス21にきています。藤井七冠と渡辺九段がフォトセッション会場にやってきました」 （名古屋おもてなし武将隊） 「王位戦、いざ出陣!!」 そんな注目の王位戦を6日に控えた藤井聡太七冠と、渡辺明九段。 名古屋市の河村たかし市長や名古屋おもてなし武将隊の徳川家康らから激励を受け、なごやかな雰囲気の中、揃って笑顔で記念撮影。 そして約1時間後… （村上記者） 「名古屋東区徳川園に来ています。こちらであす2人の対決が始まりますが、徳川美術館では、ある特別な物が展示されます」 ■「装飾も本当にきれいで、非常に興味深かった」 こちらは、江戸時代に尾張徳川家に嫁いだ公家のお姫様の婚礼調度品といわれる「菊折枝蒔絵将棋盤」。 7月10日から展示されるのを前に、きょう（5日）は、特別に藤井七冠と渡辺九段が、時を超えた貴重な将棋盤を鑑賞しました。 （藤井聡太七冠） 「実際にこういった物も初めて見せていただいて、装飾も本当にきれいで、そこに使われている技法とかもいろいろなものがあることを教えていただいて、非常に興味深かった」 藤井七冠の2つ目の永世称号「永世王位」の資格獲得となるのでしょうか。 注目の王位戦第1局は、6日午前9時に始まり7日夜に勝敗が決まります。