倉田真由美氏、夫・叶井俊太郎さん訃報伝える「いい思い出しかありません。最高の父ちゃんでした」
『だめんず・うぉ~か~』などの漫画家・倉田真由美氏が27日、自身の公式X(旧ツイッター)を更新。夫の叶井俊太郎さんが2月16日夜に亡くなったことを報告するとともに、思い出をつづった。 【写真】叶井俊太郎さんとの思い出つづった倉田真由美氏 倉田氏は「2月16日夜、夫が永眠しました」と伝え「私の見ている目の前で、最期の息を引きとりました。その後は何度も、何度も何度も『父ちゃん!父ちゃん!』と声をかけましたが戻ってくることはありませんでした」と明かした。 続けて「亡くなる前日まで毎日シャワーを浴びて髪を洗い髭を剃り、普通に話せていました。私にもっともっと大変な思いをさせてもよかったのに、ろくに何もさせないままいってしまいました」と回顧。 最後は「夫は癖の強い人で、合わない人も結構いたかもしれません。でも、私とは合う人だった。まったく喧嘩にならない相性だった。そのおかげで、なんにもストレスなく家族として十数年を過ごせました」とつづり「いい思い出しかありません。最高の父ちゃんでした」と結んだ。 倉田氏は、昨年10月の投稿で「私の夫はすい臓がんを患っています」と切り出し、「診断を受けたのは最近ではありません。昨年です。いつかお伝えすることになるだろうとは思いつつ、一年以上が経ちました」と叶井氏の病気を公表していた。 叶井さんは、洋画配給会社アルバトロス時代に『アメリ』を買付け、大ヒットに導いた。その後も複数の配給会社で、B級・C級とされる映画のプロデュースなどを手がけてきた。コラムニストなどとしても活動した。