メルカリ×ヤクルト山陽×自治体で「捨てる」をどこまで減らせるか? 「環境の日」に全国初の実験開始 広島
中国放送
ヤクルト山陽とフリマアプリのメルカリが、自治体と一緒にリユースを推進する実証実験が始まりました。全国初の取り組みだということです。 【写真を見る】メルカリ×ヤクルト山陽×自治体で「捨てる」をどこまで減らせるか? 「環境の日」に全国初の実験開始 広島 実証実験は、広島県 三次市と安芸高田市で始まります。全国初の仕組みとは…? まず、ヤクルトの販売員が、配達先の家庭にある不要品を運び出してくれます。 不要品は、ヤクルトの営業所内に持ち込まれ、担当者が写真撮影や値づけなど出品の作業をして、メルカリショップで販売されることになります。 収益は、地元の福祉に役立てられる予定です。 メルカリ 政策企画 吉川徳明 執行役員 「メルカリ自身でできることってかなり限りがあるなというふうに思っています。一緒に取り組める方々をサポートして、地域に根ざした活動をやっていきたいというふうに思っております」 メルカリにとっては利用者の拡大、ヤクルトにとっては顧客サービスの充実と新規開拓のツールに、というメリットを見込んでいます。自治体も、まだ使えるものを再利用することでゴミの削減につながることを期待しています。 三次市 福岡誠志 市長 「リユースとか、そういう資源を活用する文化が定着すると、ゴミの最終処分場の(処分)量が軽減していく。つまり(最終処分場の)耐用年数が長くなっていくということにつながります」 実験は来年3月まで続けられ、今後の取り組み方が検証されることになります。
中国放送
【関連記事】
- 9歳の女の子死亡 なぜ精神科医は「観賞用」スポーツカーを時速120キロで走らさせたか 自らを「せっかちな性格」と分析 過去3度の速度違反… 初公判で語られた “理由”
- アンガールズ・山根さん「未知の昆虫」大発見!その名は「モトナリ」 テレビ番組ロケで新種を捕まえる 国際的学術誌も認定「日本のコメディアンが発見した」
- 「息子に会いたい。抱きしめたい。助けてあげられなくてごめんね」5歳の男の子が保育園から出て川に転落死 両親が損害賠償求め市を提訴 広島
- 「『ママ来たよ 起きて』 叫んだけれど息子(7)は息を引き取った」 明かされた両親の思い 眠気におそわれ赤信号で… 男(63)の後悔と下された判決
- 「愛しているからするんだよ」次第に“洗脳”されていき…10年続いた塾講師からの性被害