アマチュア向けラリー大会にトヨタ自動車・豊田章男会長が参戦! 自身の今後についても語る 愛知県・豊田市
11月25日と26日の2日間、愛知県豊田市の公道などに設定されたコースで市販車を走らせタイムを競う、アマチュア向けのラリー大会が行われました。ドライバーとして参戦したヨタ自動車の豊田章男会長は取材に応じ、自身の今後について語りました。
「より多くの笑顔が見られるような大会に」 トヨタ自動車・豊田章男会長も参戦!
参加者の間で話題となったのが、11月16日~19日の世界ラリー選手権(WRC)最終戦ラリージャパンで使われた豊田スタジアムの特設コース。ラリーでは、通常1台ずつスタートしますが、豊田スタジアムのコースでは、2台が同時にスタートし、ゴールまでのタイムを競い合えるほか、観客はラリーの迫力を間近で体感することが可能です。 今回開催されたアマチュア向けのラリー大会でも、このコースを使用。大会には、プロドライバー「モリゾウ」ことトヨタ自動車の豊田章男会長も参戦し、運転テクニックを披露しました。
豊田章男会長(モリゾウ選手): 「ラリーって普通は一台ずつ1分ごとに出るので、どっちが勝ち負けかっていうのは成績表を見ないとわからないですよね。それが(2台同時スタートだと)スタートから途中経過から最後まで見れるっていうのは、きっと見る人も楽しいでしょうし、やってる側も想像以上に横の車が見えますから、そういう意味では面白いなぁと思います」
「豊田市の風景を全世界に」 表彰台を独占したラリージャパンを振り返り
ラリージャパンではトヨタ自動車の選手が表彰台を独占し、幕を閉じました。 モリゾウ選手はアマチュア向ラリー大会の開会式で、ラリージャパンは世界150か国で放映され視聴者が8億4千万人、来場者数は約54万だったと話しました。加えて、世界中のラリーファンやラリージャパンを支えたボランティアに向けて感謝の言葉を述べ、次のように振り返りました。 豊田章男会長(モリゾウ選手): 「この日本の風景、そして、この森が多い豊田市の風景を全世界にブロードキャストできるんだと。約150カ国、SNS(の視聴)回数は何億っていっていますから、そういう意味では世界の多くの方々が日本の風景というものと、そこを日本車が走る風景というのを見れたんじゃないのかなと思います。トヨタ自動車は世界的に有名ですけれども、豊田市はこういう風景があるところなんだというのが新たに加わった点は、非常に良かったんじゃないのかなと思います」