衆院選あす投開票 各候補「最後の訴え」へ 三重
第50回衆院選は27日、投開票される。県内四つの小選挙区では与野党の計13人が立候補し、舌戦を繰り広げてきた。選挙活動が最終日を迎える26日は「最後の訴え」に臨む。 約3年ぶりの衆院選。政治資金収支報告書の不記載問題をはじめとする「政治とカネ」を巡る問題に加え、物価高に直面する中での経済対策、子育て支援を含む少子化対策などが争点となった。 県内の小選挙区に立候補した13人は、届け出政党別で自民4人、立民4人、維新2人、共産3人。うち前職は5人、新人は8人。小選挙区別では1、3、4区が3人ずつ、2区が4人となっている。 前回衆院選では、自民が比例代表での復活当選を含めて4議席を獲得。野党は2議席にとどまった。今回は自民が4議席を維持できるか、野党が巻き返せるかが焦点となる。 投票は県内の852カ所で受け付ける。開票は30会場で実施し、早いところでは午後8時に始まる。小選挙区の結果は28日午前1時ごろ、比例代表は同2時ごろにも判明する見通し。
県選管は開票リハーサル
県選管は25日、開票作業のリハーサルを県庁で実施した。職員ら約30人が参加。市町から届いた票の集計結果をまとめ、ホームページなどで速報する手順を実践で確認した。 宮本祐華書記長は「有権者の関心は高い。開票作業を正確かつ迅速に進めることがわれわれの使命。滞りなく進むよう、しっかりと手順を確認してほしい」と職員らに呼びかけた。