レヴァンドフスキへの批判には納得できず ポーランド指揮官は「バルサはチーム全体の状態が悪い」
今季は批判を浴びる機会もあるが……
国内リーグでは思うような結果が出ず、先日には指揮官シャビ・エルナンデスが今季限りでの退任を発表するなど揺れるバルセロナ。 その中で批判を浴びる選手の1人がエースのロベルト・レヴァンドフスキだ。昨季はリーグ戦で23ゴールを挙げたが、今季ここまでは8ゴールに留まる。ペースは落ちており、ポストプレイの部分でもミスが目につく。 ただ、レヴァンドフスキへの批判に納得していないのはポーランド代表監督のミハウ・プロビエシュだ。レヴァンドフスキ個人の問題というよりは、バルセロナのチームスタイルに問題があるとの見方だ。 「選手たちへのサポートは重要であり、レヴァンドフスキに対する批判には同意できない。バルセロナのプレイが優れていて、レヴァンドフスキ個人のプレイが悪ければ文句を言う人がいるのも理解できるが、バルサはチーム全体の状態が悪い。レヴァンドフスキはそれゆえに解決策を見つけるのが非常に難しい状態にあると感じている。チャンスが少ないし、自分でチャンスを作っても、味方がそれを生かせていない」(スペイン『Mundo Deportivo』より)。 一部では35歳を迎えたレヴァンドフスキの衰えを指摘する声もある。年齢的にはパフォーマンスレベルが落ちても不思議はないが、問題はチームの方にあるのか。
構成/ザ・ワールド編集部