“ぶつかりおじさんに殴られた” 都内の駅で被害訴え相次ぐ…トラブル多発の背景は
現在、田町駅では、駅の通路を広げる工事を行っていて、去年、東口に2か所あった階段やエスカレーターのうち1か所を撤去。その結果、人の流れが片方の階段に集中してしまっているのです。 工事が始まってから港区には「肩がぶつかった」などの苦情が相次いだため、ポールをたてるなどの対策をしていますが… 港区品川駅周辺街づくり担当 冨永純課長 「通行空間を確保する効果はある程度見込まれていますが、それ以上に、通行する方のルール・マナーをコントロールするのが非常に難しい」 この工事が終わるのは、2028年度末。4年以上、今の状況が続くことになります。 ◇ 区は、オフピーク通勤を依頼するなど、混雑緩和への対策を続けるとともに、譲り合って通行してほしいと呼びかけています。