「東京23区と韓国・ソウル」人口が多いのはどちら? 200人に取ったアンケート結果に納得
世界有数の都市である東京と韓国・ソウルはどちらが人口が多いかご存じでしょうか。 今回アンケートを取ったところ、日本人の25%が知らないという事実が判明しました。 【写真3枚】先進国の主要都市の人口ランキングを見る 記事後半では、日本と韓国のGDPや経済について紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
東京23区とソウルの人口についてアンケートを取ってみると
LIMO編集部が全国の10代~60代の男女200名を対象に、「東京23区と韓国・ソウル、人口が多いのはどちらでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の75%が「東京23区」と回答。 「韓国・ソウル」と回答したのは、全体の25%になりました。 それぞれの国の首都ですが、人口はどうなっているのでしょうか。
東京23区と韓国・ソウル、人口を比較してみると
東京23区の人口は973万3000人、一方のソウルは960万2000人と東京の方が約10万人ほど多くなっています。 東京23区の面積は約622km²、ソウルは約605km²と大差ないため、都市の大きさや人口密度も大きく変わらないでしょう。 ソウルは朝鮮半島の中央に位置する都市で、25の行政区があります。韓国の総人口の5分の1が生活しているため、地方からの一極集中が問題となっています。
先進国主要都市の人口を見てみると
G7を中心とする先進国主要都市の人口を比較すると、1位東京23区、2位ソウルは900万人台という結果に。次いで3位アメリカ・ニューヨーク、4位イギリス・ロンドンが800万人台と5位以下を大きく引き離しています。 5位はアメリカ・ロサンゼルス、6位横浜というように、アメリカと日本の都市が再度ランクインしています。 日本は、一つ一つの都市も大きいですが、東京と横浜という世界でも大きな都市が隣接している点でも珍しい国だと言えるでしょう。
日本と韓国のGDPを比較
ここで、日本と韓国のGDPを比較してみましょう。 日本のGDPは約562兆円(2022年)に対して、韓国は約250兆円(2022年)で、日本の方が倍以上高い数値となっています。 しかし、1人当たりのGDPで見てみると、日本3万3854ドル(約477万円)、韓国3万2418ドル(約457万円)と大きな差がないことが分かります。 いかがでしょうか。今回は、東京と韓国・ソウルについて比較しました。 ●調査概要 ・調査日:2024年3月6日 ・調査人数:200人(全国の10~60代)
参考資料
・総務省統計局『世界の統計2023』 ・クロス・マーケティング QiQUMO
小野田 裕太