横浜・山下ふ頭 検討委が市に答申 委員長「羅針盤として未来へ」市長「新しい時代の象徴に」
tvkニュース
横浜市の山下ふ頭の再開発について、その方向性を議論してきた委員会が市に26日、答申しました。 横浜市は、山下ふ頭にカジノを含む統合型リゾート=IRの誘致を計画していましたが、3年前に就任した山中市長が撤回したことから、再開発の計画を作っています。 市は去年から都市計画の専門家などで構成される検討委員会を置いて、再開発の方向性を議論してきました。 それを受けて、26日、地域経済などを専門とする平尾委員長が山中市長に答申しました。 答申では、▼世界に誇れる「緑と海辺」空間の創造▼横浜らしさとにぎわいが広がる都市モデルの構築、▼持続可能なまちの実現 といった3つの方向性が示されています。 答申を受け、山中市長は、「新しい時代の象徴となる街づくりを進めていきたい」と話しました。 平尾光司委員長 「山下ふ頭再開発に向けた羅針盤としながら未来への歩みを進めてほしい。街の誇りになることを期待したい」 市は今後、答申をもとに事業計画案に着手します。