初代ガンダムの「目」はメインカメラじゃなかった? 勘違いしがちな「RX-78」の設定
メインカメラの場所は「目」じゃない?
『機動戦士ガンダム』に登場する有名なセリフのひとつに、「たかがメインカメラをやられただけだ!」というものがあります。最終話で主人公アムロが操縦する「ガンダム RX-78」の頭部パーツが、シャアが乗る「ジオング MSN-02」の猛攻によって破壊された際に放たれたセリフです。 【画像】えっ、勘違いしてた! こちらが初代ガンダムの「メインカメラ」の場所です(3枚) では、この「メインカメラ」の場所がどこにあるかご存じでしょうか。 もちろん頭部であることは間違いありません。しかし、「目」だと思った方は誤りです。実は正解は、「頭頂部にある赤い四角」のパーツです。 黄色いふたつ目は、視差による射撃時の照準制度を向上など、補助的なセンサーとしての機能を有しているとされており、メインカメラではないのです。 第16話「セイラ出撃」において、セイラが無断出撃し、コズンのザクに捕まった際に、頭頂部のメインカメラがザクの指で破壊される描写が存在します。破壊直前、コクピットに表示されるモニターにはたしかにザクの指が映っていました。 なお、ガンダム頭部にある赤いアゴ、あるいは口のようなパーツは、「オプチカルシーカー」と呼ばれ、こちらは人間でいうところの「耳」のような役割をしています。 人間の顔を模してデザインされたような「RX-78」の頭部パーツですが、各部位の役割は人間とは異なっているようです。
マグミクス編集部