尊富士、稽古再開できず 「歩くのがやっと」師匠が近況明かす…110年ぶり新入幕Vも右足首負傷
大相撲の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は8日、3月の春場所で110年ぶりの新入幕優勝を果たした弟子の尊富士(伊勢ケ浜)が右足首負傷により、稽古をまだ再開できていないと明らかにした。 同親方は「だいぶ良くはなっていると言えば良くなっているんですけどね。まだ歩くのがやっと。病院に行ってリハビリもしています」と現状を説明した。 9日に25歳となる尊富士は春場所14日目に右足首を痛めながら、千秋楽は強行出場して世紀超えの快挙を達成した。先月末から始まった春巡業は最初から休場中。師匠は「調整はしていますけど、そんなに簡単には治らないですよ。靱帯(じんたい)が伸びてしまっているのに、1週間や2週間で治ったら超人じゃないですか」と途中合流には慎重な姿勢を示した。
報知新聞社