南極観測船「しらせ」一般公開 5日からの四国中央市20年イベント(愛媛)
南極観測船「しらせ」が4日、四国中央市村松町の三島川之江港村松6号岸壁に入港した。5、6日に市内で開かれる「日本一の紙の博覧会」など市発足20年記念イベントの一環で、船内を一般公開する。 寄港したのは2代目「しらせ」で、文部科学省が建造し2009年に就役。海上自衛隊が運用し、南極の昭和基地で越冬する観測隊員や物資の輸送、観測支援を行っている。海自によると、今回は11月に出国予定の第66次観測事業に向けた訓練航海も兼ねている。 一般公開は5日午前9時~午後3時半、6日午前9時~午後4時。入場無料。港に駐車場はなく、周辺の指定駐車場3カ所やJR伊予三島駅との間でシャトルバスを運行する。
愛媛新聞社