群馬県央ボーイズ、本多莱翔がライトへサク越え本塁打で快勝…上信越大会
◆第4回 関東新聞販売 上信越中学生硬式野球大会 ▽2回戦 群馬県央ボーイズ9―1諏訪ボーイズ=5回コールド=(5月11日・茅野市運動公園野球場) 支部交流大会の上信越大会でベスト8が出そろった。群馬県央ボーイズ(群馬)が本多莱翔(らいと=3年)の2ランを含む3安打3打点の活躍で諏訪ボーイズ(長野)を下した。 ※ ※ ※ 群馬県央がコールド勝ちで準々決勝に駒を進めた。関東ボーイズリーグ大会は1回戦で宮城仙北に大敗。「気持ちが緩んでいた部分があったが、少し意識も高くなってきました」。松本浩二監督代行(41)は夏に向け、目の色を変えてきた選手たちを見てうなずいた。 初回からエンジン全開だ。1番・今井、2番・高橋の連打で鮮やかに先制。本多も左前安打で続き、佐藤が中前2点打し上位4人で主導権を奪った。4回にも金子颯が適時二塁打。2死二塁から本多が内角高めの直球をたたき、92メートルの右翼ポール際に2ランを運んだ。 「気持ちよかった。サク越えは1本目です」と2回の適時打を含めて3安打3打点の本多。ドジャース・大谷に憧れ、ゴミを見かけたら拾うなど姿勢からまねる巧打者は「夏は全国大会に行って、高校では甲子園。そしてドラフト1位でプロに入りたいと思っています」と野球塾にも通い、鍛錬する日々だ。 創部4年目。全国大会出場はないが、目標に掲げるのは“群馬一”。松本監督代行は「子供がそれを目指すのであれば、我々はサポートしていくだけです」と温かい視線を送った。 【群馬県央・登録メンバー】※は主将 ▽3年生 ※金子颯来、加藤楓、生方桜虎、星野夢来、戸丸怜皇、金子叶雅、今井仁清、佐藤叶騎、近藤琉生、高橋遼、本多莱翔、金井碧羽、須田皓紀、長尾蓮、狩野怜人、茂木悠晴、星野日玖、石橋拓弥、小野壱太 ▽2年生 戸賀天翔、金子凌成、渡邊桜介、篠原渉太朗、渡辺陸、徳江文禮
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