偽の警察手帳を自作し、大阪府内で職務質問をした疑いで、26歳の男が逮捕されました。 動機は「警察マニアとしての欲求」でした。 トラック運転手の能塚翔悟容疑者（26）は、ことし4月、堺市の浜寺公園で、20代の男性4人に対して、偽の警察手帳を見せ、「警察やで」などと職務質問した疑いが持たれています。 警察によると、能塚容疑者は、インターネットで購入した大阪府警のプレートなどを取り付けて偽の警察手帳を作り、モデルガンや警棒も所持していたということです。 先月、運転免許証を偽造した疑いでも逮捕されていて、警察が自宅を捜索した際に、偽の警察手帳などが見つかりました。 能塚容疑者は「私の警察マニアとしての欲求を満たすために、警察手帳を偽造し、職務質問しました」と容疑を認めています。 能塚容疑者は、他にも、赤色灯やサイレンを、自身の車に取り付ける改造をしていて、警察は車の不正改造など、余罪も調べています。