イノシシ駆除中に襲われ女性重傷 岡山・笠岡、くくりわなのワイヤ切れる
岡山県笠岡市は28日、市の業務委託を受けて有害鳥獣の駆除に当たっていた同市の50代女性がイノシシに襲われたと発表した。腕や脚を9カ所かまれ、重傷を負ったという。 市によると、女性は15日午前7時半ごろ、同市神島外浦の山林でくくりわなにかかったイノシシに近づいた際、ワイヤが切れて突進を受けた。ナイフで抵抗し追い返したが、出血多量で救急搬送された。 女性は1人で行動しており、同僚が倒れているのを見つけた。市農政水産課は「大変重く受け止めている。イノシシと遭遇した際は刺激せず、静かに離れてほしい」としている。