必死で働き続けた母が台所でそっと歌っていた「雪の降る街を」 作曲の中田親子は日本の童謡の宝(沢野ひとし)
イラスト・沢野ひとし
【沢野ひとし「ラ・ラ・ラプソディー in 昭和」】#30 小学生の頃、冬になると「雪の降る街を」の曲を何となく口ずさんでいた。その頃の東京は今よりずっと底冷えがして、通学のときに霜柱を踏んで、音を立てて歩いていた。 大雪が降り、学校が休校になると、りんご箱に竹を打...
本文:1,214文字
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イラスト・沢野ひとし
【沢野ひとし「ラ・ラ・ラプソディー in 昭和」】#30 小学生の頃、冬になると「雪の降る街を」の曲を何となく口ずさんでいた。その頃の東京は今よりずっと底冷えがして、通学のときに霜柱を踏んで、音を立てて歩いていた。 大雪が降り、学校が休校になると、りんご箱に竹を打...
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