EV普及に欠かせない!拡大必至の「充電スタンド」5銘柄
EV普及と充電器などインフラ整備を並行して推進していくしかない(写真:ramune / PIXTA)
電気自動車(EV)普及へ向けて、充電器の拡充は欠かせない。しかし、国内での充電器の設置台数は伸び悩んでいる。 2021年、コンセント型の普通充電器は家庭用で前年比1.3%増の3万7760基、公共用は同1.8%増の3万3600基と、微増にとどまっている。また、普及期に入ったスタンド型の急速充電器も公共用で前年比2.8%増の7845基と、勢いはない(富士経済調べ、数字はいずれも見込み)。 一方、EV1台当たりの充電器数を国際比較すると、日本は0.10と、世界平均の0.12と比べても遜色はない(国際エネルギー機関調べ、2020年)。つまり、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)の国内でのシェアが上がっていないのが伸び悩みの要因なのだ。現状、EV・PHVのシェアは1%程度といわれている。EV普及と充電器などインフラ整備を並行して推進していくしかない。
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野津 滋