『乙嫁語り』森薫 &『北北西に曇と往け』入江亜季の展覧会を取材 「描き込み量がすごい」アナログの魅力
■来場者を取材 「圧倒された。絵のパワー、熱量が全然違う」
森さんの作品のファンだという30代の来場者は、展覧会の感想について「展示数がものすごかったので、非常に圧倒された。普段、電子書籍とか紙で読んでいるものと原稿のトーンのあととか、ホワイトの処理、絵の具で描いたようなあととか、絵のパワー、熱量が全然違うと思ったので、実際のライブ感を感じられるものすごくいい体験ができたなと思います」とコメントしました。 さらに、2人の作品の魅力について聞くと「お2人とも描き込みの量がものすごいので、本当に1ページ1ページ見るだけでも満足感がすごい。カラーのイラストだと森先生は重厚感、ずっしりとした絵の印象で、入江先生は軽やかな感じというか淡いけれど、しっかり描かれている印象を受けました。ただただ、じっと集中して(見て)ましたね」と、それぞれが生み出す作品の魅力を明かしました。