自分の資産を社会貢献のために寄付したいです。今は生活があるので寄付できませんが、自分が亡くなった後に遺産を寄付する方法はありますか?
まとめ
厚生労働省の「令和3年度版 厚生労働白書」によると、50歳まで一度も結婚したことのない割合(生涯未婚率)は今後も増え続け、2025~2040年に男性は3~4人に1人、女性は5~6人に1人となることが予測されています。そのため、相続人がいないケースも増えていくでしょう。 相続人がおらず遺言もない場合、遺産は最終的には国庫に帰属します。もし、遺産の使い道について「思い」があるのであれば、栗原さんのように遺贈寄付を検討してみてはいかがでしょうか。 出典 一般社団法人日本承継寄付協会 2023年「遺贈寄付」に関する実態調査 国税庁 No.2022 納税者が死亡したときの確定申告(準確定申告) 国税庁 No.3105 譲渡所得の対象となる資産と課税方法 厚生労働省 令和3年度版 厚生労働白書 第2部 現下の政策課題への対応 第1章 子どもを産み育てやすい環境づくり 第1節 少子社会の現状 図表1-1-2 50歳時の未婚割合の推移 執筆者:新美昌也 ファイナンシャル・プランナー
ファイナンシャルフィールド編集部