近畿に強風 西日本通過の寒冷前線・湿った空気の影響
近畿に強風 西日本通過の寒冷前線・湿った空気の影響 撮影・編集:柳曽文隆
20日の近畿地方は、朝から曇り空が広がっており、大阪市内では午後になるにつれ風が強くなってきた。大阪管区気象台によると、同日正午の大阪市内の風速は7.7メートルを観測したという。同日午後、同気象台は近畿地方に春一番が吹いたと発表した。 色鮮やかな梅は5分咲き 堺市の荒山公園にぎわう
大阪市阿倍野区のあべのハルカス周辺では、強風に思わずうつむく人の姿が多く見られた。堺市から来た30代の女性は「さっき車で来たんですけど、車も横風を受けてかなり運転しづらかった。ゴミも舞ってましたね」などと話す。また、別の50代の男性は「昼になって急に吹いてきた気がする。髪型めちゃくちゃや」などと話していた。 同気象台によると、近畿地方は、西日本を通過する寒冷前線や湿った空気の影響で次第に雨が降り、南部では雷を伴って激しく降る所もあるという。また、あす21日も寒気の影響で、北部では昼前にかけ雪や雨が降る見込みだという。