「マジで強すぎる」卓上を支配するピンポイントパス 勝又健志、ライバルのチャンス手を打ち消す戦略的放銃に脱帽の声/麻雀・Mリーグ
全てを見通すかのような打ち回しに、ファンも脱帽だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、11月18日の第2試合でEX風林火山・勝又健志(連盟)が、ほぼ完璧な内容でトップを獲得。効果的な得点はもちろんながら、相手のチャンス手を自ら振り込む戦略的放銃で打ち消す戦略に、ファンから「非の打ち所がない」「マジで強すぎる」と驚きの声が飛んだ。 【映像】勝又、完璧な読み 敵のチャンスを潰す“差し込み” クローズアップされたのは、勝又が4万5600点持ちのトップ目で迎えた南1局。3着目から追いかける親番、赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)がドラの發をポンして、満貫確定という状況になっていた。すると僅差のラス目にいたBEAST X・鈴木大介(連盟)が鳴いてタンヤオでかわそうと前進してきた。 この動きを冷静に見ていたのが勝又だ。園田への放銃をケアしつつ、鈴木大介の当たり牌である8索を引いてきた途端、ノータイムでリリース。鈴木大介が待ってましたとばかりのロンアガリし、勝又にとっては1000点を払って園田のチャンスをつぶし、局を進めるという理想的な展開になった。 この打ち回しに、視聴者から「勝又支配しすぎや」「うますぎる勝又」「お見事な差し込み」というコメントが集まると、当の勝又は試合後のインタビューで意図して振り込んだことを認め「自分がトップ目なので、安く局が進行してくれた方がいい」と、涼しい顔だった。 ※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会 ◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。 (ABEMA/麻雀チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部