自民党青年局の訪問団、29日から台湾訪問 蔡総統や頼次期総統らと面会へ
(台北中央社)外交部(外務省)は26日、自民党青年局の訪問団が29日から来月3日までの日程で台湾を訪問すると発表した。一行は鈴木貴子青年局長を団長とし、蔡英文(さいえいぶん)総統や次期総統の頼清徳(らいせいとく)副総統らと面会する。滞在中には李登輝(りとうき)元総統が眠る北部・新北市の五指山国軍墓地も訪ねる。同部は訪問団の来訪に「心からの歓迎」を表明した。 同部によれば、訪問団は韓国瑜(かんこくゆ)立法院長(国会議長)や呉釗燮(ごしょうしょう)外交部長(外相)、台湾の対日窓口機関、台湾日本関係協会の蘇嘉全(そかぜん)会長、蒋万安(しょうばんあん)台北市長、黄偉哲(こういてつ)台南市長らとも面会予定。経済団体「中華民国三三企業交流会」(三三会)の青年部や、青年のレジャー活動や社会教育などを支援する「中国青年救国団」とも交流を行う。 青年局の訪問団は昨年8月にも訪台し、当時局長を務めていた鈴木憲和衆院議員らが蔡氏や頼氏と会談していた。 外交部は、自民党青年局の訪台は台日間の固い友情を示すものだとし、台日の各分野での実質的協力関係のさらなる深化に寄与するとした。 (呉昇鴻/編集:名切千絵)