<光る君へ>“初大河”見上愛が登場 定子と競う立場の彰子役 気鋭の23歳に大石静も期待「“華”と“押し出し”がスゴイ」
俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第26回「いけにえの姫」が、6月30日に放送される。同回から、見上愛さんが藤原彰子役で登場する。見上さんは大河ドラマ初出演。 【写真特集】見上愛がまるで別人? ウエディングドレス姿を披露!!
彰子は、道長(柄本佑さん)の長女。幼いうちに一条天皇(塩野瑛久さん)に入内し、定子(高畑充希さん)と競う立場となる。まひろ(紫式部、吉高さん)は才を見込まれ、彰子のもとに宮中女房として出仕する。彰子は、一条天皇にふさわしい妃になろうと努力を重ねる。
彰子役の見上さんは2000年10月26日生まれ、東京都出身の23歳。2019年のデビュー以降、ドラマ、映画、CM、ミュージックビデオと幅広く活躍している。最近は、JRA(日本中央競馬会)のテレビCMでも知られる気鋭の俳優だ。
昨年5月の出演発表の際、見上さんは彰子について「可愛らしい姫のころ入内し、87歳まで生きて、政治上のゴッドマザーとも呼ばれる存在になっていった人物です。時には父親の意見にも反対し、紫式部とは師弟関係を超えて友情に近いものを築きました。優しさと誠実さを持ち合わせた、聡明な女性という印象です」とコメント。
さらに見上さんは「1000年前の空気を感じながら精いっぱい演じられたら、と思います」と意気込みを語り、「大石(静)先生の紡いだ言葉を、素晴らしいキャストの皆様と交わせる日が楽しみで仕方ありません」と語っていた。
一方、脚本の大石さんは見上さんについて「新人なのに“華”と“押し出し”がスゴイ女優さんです。紫式部の影響を受けつつゆっくりと自我を確立する彰子という難しい役ですが、きっと見事にやってのけると思います」と期待を寄せていた。