安部公房生誕100年 神奈川近代文学館の記念展、多才な創造活動たどる
90年頃に箱根の書斎で使用していた発想メモを貼り付けたボードも展示されている。ボードの隅に貼られた紙片に書かれた言葉が印象的だ。
<なぜなんのために生きるのか> <人生とは創造なり>
赤字で書かれ、線で囲まれたこの言葉は、創作に関わる現代の人々への激励のようにも、創作を通して社会と向き合うことの必要性を訴えているようにも感じられる。12月8日まで。(池田創)
90年頃に箱根の書斎で使用していた発想メモを貼り付けたボードも展示されている。ボードの隅に貼られた紙片に書かれた言葉が印象的だ。
<なぜなんのために生きるのか> <人生とは創造なり>
赤字で書かれ、線で囲まれたこの言葉は、創作に関わる現代の人々への激励のようにも、創作を通して社会と向き合うことの必要性を訴えているようにも感じられる。12月8日まで。(池田創)