長崎自動車道の開通から20年 経済波及効果は2兆円超え【長崎県】
長崎自動車道が全線開通してから、この春で20年となり、NEXCO西日本は経済波及効果はこれまでに2兆円を超えるとの推計をまとめました。 総延長距離120.2km。 長崎自動車道は鳥栖ジャンクションから長崎インターチェンジまでの高速道路で、1973年に鳥栖ジャンクションから鳥栖インターチェンジ間が開通しました。 2004年には長崎、長崎多良見間が完成し、全線が開通しました。 4月27日に全線開通から20年を迎え、NEXCO西日本が整備効果などをまとめました。 福岡、長崎間は所要時間が1980年と比べ約2時間短くなり、高速バスの利用者は年間300万人で推移しています。 長崎と佐賀から出荷される農水産品は30年前と比較すると2倍近くまで増えていて、特に近畿方面への出荷量は5倍以上になりました。 経済効果は周辺地域を中心に九州全域に及んでいて、20年間で約2.2兆円に上るということです。
テレビ長崎