【中日】連敗ストップ! 1点リード守り抜く
◆JERAセ・リーグ 巨人2―3中日(24日・東京ドーム) 中日が1点差を逃げ切って勝利。連敗を5で止めた。 2戦連続完封負けだった打線が初回に機能した。1死一塁、カリステが左翼ポール直撃の1号2ランを放ち、先制。23日の同戦(ひたちなか)で、球団では68年ぶりとなる13試合連続本塁打なしと“不名誉”な記録をつくったが、14試合ぶりの一発でチームに流れを呼び寄せた。 援護をもらった先発の涌井は初回、3者凡退と完璧な立ち上がりを見せるも、2回に先頭の岡本和を右前打で出塁させると、なおも1死一塁で、萩尾に136キロ変化球を左中間へ運ばれる適時二塁打で今季初失点。1点差に迫られ、続く岸田の右犠飛で同点を許した。涌井は6回5安打2失点で降板。開幕から3試合で17回3分の1を連続無失点だったが、19イニング目で無失点記録がストップした。それでも、7回に味方打線が、相手の失策から勝ち越しに成功。今季2勝目をマークした。 1点リードの7回以降は斎藤、松山、マルティネスが無失点に抑えて、試合を締めくくった。
報知新聞社