全国車いす駅伝 京都Aが4位でフィニッシュ!野村光義選手「「ラジオ実況を聞きながら、涙がこみ上げるくらい興奮しました!」
車いす駅伝の全国大会が、3月10日に京都市内で開催され、全国から16のチームが参加しました。 京都からは、AとBの2チームが出場しました。 「全国車いす駅伝」は、スタート地点の京都市左京区の国立京都国際会館前からフィニッシュ地点の右京区の「たけびしスタジアム京都」までの5区間、21.3キロで競います。 午前11時30分にスタートの号砲が鳴ると、この日のために練習を重ねた選手たちが走り出しました。 各チームのエースが集う1区では、京都Aの最年長、寒川が力走し、6位で心のタスキをつなぎます。 続く2区は、キャプテン中井が、トップとの差を30秒以上縮める区間賞の走りを見せますが、順位は変わりません。 このキャプテンの走りに、後押しされた3区・西原が4人を抜き、順位を6位から2位へと押し上げます。 4区では、京都マラソンの車いす競技で優勝を飾った用田が、順位を一つ落とすも粘りの走りで、アンカー野村へ! チームの目標は、表彰台に登れる3位以内です。 【KBS京都 梶原アナ実況】 「野村光義選手45歳。 力のある先輩がいる中で、最後を任された。 250%の力を出したい! 4位のフィニッシュ! 53分07秒です。」 【声】車いす駅伝2年目 京都A 野村光義 選手(45) 「ラジオ実況を聞きながら、涙がこみ上げるくらい興奮しました。 先輩たちが順位を上げて来るのは、想像できることだった。 この1年 練習してきたことを思い出した。 私が伸びた分だけ優勝に近づくと思う。 実現できるように引き続き精進したい。」 今年で35回目を数える全国車いす駅伝ですが、京都は第1回大会からAとBの2チームが出場してきました。 しかし、今大会はBチームのメンバーが足りず、連続出場が途絶えるのではないか?と心配されていました。 そんな中、引退していた67歳の池田が6年ぶりにチームに復帰。 2区を走り、4人を抜く走りをみせました。 【声】車いす駅伝 京都B 池田康広 選手(67) 「この大会を見ていただいて、是非走りたい方が増えるといいな・・・」 Q.来年も参加されますか? 「状況によってですが、できればいいかな・・・」