2.5次元俳優・木津つばさ「この先も一本筋の通った生き方をしたい」
舞台では武器を手にすることも多い、木津つばささん。 木津さんが手にするものといえば、刀をイメージする方も少なくないだろう。 好きな武器、かっこいい武器etc……。そして木津さん自身の「武器」とは!? 【写真を見る】2.5次元俳優・木津つばさが大切にしているモノ というわけで、今回のテーマは「武器」について。
実はアタッカー(攻撃役)ではなくヒーラー(治療役)!?
木津さんに「武器」と聞いて真っ先に思い浮かぶものを挙げてもらうと、「ゲーム『モンスターハンター』と殺陣(たて)」との答えが……。 「武器というと『モンハン』ですかね、やっぱ。もしくは、現実世界では、僕は舞台で殺陣とかもやるので、刀とかが思い浮かびますね。 殺陣は……、大変ですね。初めて舞台用の刀を触ったのは十代のとき。筋力的な部分も含めて、やっぱまだ慣れていなかったというか。役とはいえ、刀を持って人を斬るなんて、今までやったことがなかったので(笑)。そういう意味では、武器ってある種のリアリティとファンタジーの混在というか、そこに重みを持たせるのが難しかった印象があります。 もともと、おもちゃの刀を振り回すのは好きでした。小さい頃に……、たしか『忍風戦隊ハリケンジャー』だったかな。おもちゃの剣を持っていました。男のコの憧れじゃないですけど、武器を手に持つのは今でも楽しいです」 舞台での殺陣のイメージからか、木津さんにはたしかに刀がよく似合う。でも、世の中には刀以外にもさまざまな武器がある。木津さん自身は、自分を何の武器を使うキャラクターだと考えているのだろう? 「『ドラクエ』みたいなものにたとえると……、僕は何キャラなんだろうなぁ(笑)。なんだろう。魔法とかを使ってみたいですけどね。僧侶とか。ヒール(治癒)の効果があるキャラをやりたいですね。ヒーラー系、仲間を助けるという」 木津さんはヒーラー(治療役)というより、どちらかというとアタッカー(攻撃役)のようなイメージを持つ人も少なくないと思うが……。 「そうですよね。たしかに僕はアタッカーのイメージかもしれない。でも、ゲームの『モンハン』では、鬼笛(おにぶえ)っていう武器をよく使っていたんですけど、それが仲間を助けるサポート役の武器なんですよ。実は昔からそういうのを使っていて。だから、意外かもしれない。鬼笛は殴ることもできるんですけど、後方で仲間の体力を回復してあげるとか……本来はそういう役まわりが多かったですね。 それこそFPSをやり出してから、アタッカーとかをやりだしたので。それまではヒーラーでした。実際には、重い武器を振り回すとなると、筋力にちょっと問題があるかもしれない(笑)。そこがクリアできるのなら、慣れ親しんだものなので、やっぱ鬼笛が好きかなぁ」