【シュートボクシング】山田彪太朗、練習嫌いのKNOCK OUT栗秋祥梧に「そうは上手く行かないというのを教えてあげたい」
2024年4月13日(土)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2024 ACT.2』にて、57.6kg契約3分3R延長無制限Rで栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)と対戦するSB日本ウェルター級王者・山田彪太朗(シーザージム)が8日(月)都内所属ジムにて公開練習を行った。 【写真】必殺の左ボディが今回も火を噴くか 張り切るダムトレーナーの全く手を抜かないミット打ちで、動かされまくった山田。気合いの入ったパンチのコンビネーションや一発の強打、蹴りの連打をミットに見舞って行った。 「試合の日が来たな、ということで不安とか緊張は一切なくてワクワクが勝っているような状態です」と試合が待ち遠しい様子の山田。「パンチと飛びヒザ蹴り、そういう瞬発的な技は強いなと認めています」と栗秋のパンチ(特に左フック)と飛びヒザをあげるが「虎矢太がけっこうフックが強いのでずっと練習してきたので、栗秋選手のパワー・パンチ力に対して今回特別にやったことはないです。飛びヒザ蹴りはもらわないですね。完璧です」と対策に自信を見せる。 「自分もフックはそんなに弱くはないと思うので、フック対決してもいいし、フックに合わせてボディで悶絶させてもいいし、いろいろとパターンを考えています」と左フック対決も望むところ。 「やるかやられるかの試合をしていて、どんな劣勢になっても一発でひっくり返せるパンチ力が魅力的で華のある選手」と栗秋を評するが、「逆に言えば、あの一発をもらわなければ攻略しようがある選手。僕はそこを狙いますし、打ち合いもするんですけれど、自分はもらわず一方的に当てる試合にしたいと思います」と、一発をもらわない試合をするとした。 練習嫌いの栗秋は「いかに練習時間を短くして勝つか」をテーマに掲げており、山田とは真逆のタイプ。そのことを聞かれると「僕は勝つ確率を1%でも上げるためにできる練習を何でもするタイプ。でも、栗秋選手みたいな選手もいてもいいんじゃないかなと。それで勝てるなら夢がありますよね。でも、そうは上手く行かないというのを教えてあげたい」と、現実を教えてあげると言い放つ。 また、今回の試合で栗秋は「スタンディングチョークを狙っている」と発言しているが、「やれるもんなたやってみろという感じです。SBなのでSBの厳しさ。そう簡単には上手くいかないというのを教えるためにも、タイミングが合えば投げ・絞めもバンバン狙っていきますけれど、打撃でも負ける気はないので打撃で勝負しようかなと思います」と、SBも教えてやると話した。
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