拮抗予測の日本株相場で注目度アップの「連続増配」3銘柄
前日のアメリカ株市場でエヌビディアが好決算を発表したことなどから、2月24日の日経平均株価はハイテク株を中心に大幅反発となった(写真:ブルームバーグ)
2月24日の東京株式市場は、日本銀行の次期総裁候補である植田和男氏が衆議院の所信聴取で金融緩和を継続する趣旨の発言をしたことが伝えられ、これを好感した買いが優勢となった。 また、前日のアメリカ株式市場で半導体大手のエヌビディアの好決算を背景にハイテク株が買われたことも、支援材料となった。半導体関連株に高いものが目立ち、日経平均株価の終値は前日比349円高の2万7453円と大幅に反発した。 来週(2月27日~3月3日)は、アメリカのインフレ懸念や金融政策の先行き不透明感がくすぶり続けるものの、バリュー株や高利回り銘柄への物色意欲が根強いことから、売り買いのエネルギーが拮抗。日経平均は2万7500円を挟んで比較的小幅なレンジでのモミ合い商状となりそうだ。 来週の日経平均の想定レンジは2万7200~2万7800円とする。
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冨田 康夫