福井市の「Aコープ堀ノ宮店」が3月末で閉店 年間2千万円の赤字…運営会社が方針固める
JA福井県子会社でスーパーマーケット「Aコープ」運営のフード福井(本社福井県福井市、小寺洋一社長)が、同市の堀ノ宮店を3月末で閉店する方針を固めたことが2月26日、関係者への取材で分かった。別の店舗も業態転換を検討。Aコープ事業の赤字からの脱却を目指す。 複数の関係者によると、閉店は昨年末から今年初めにかけ取締役会などで決まった。堀ノ宮店は同社運営7店舗のうち4番目の売り上げ規模で、近隣にスーパーやドラッグストアといった競合が増えて収益が悪化。近年は年間約2千万円の赤字を計上しており、経営を圧迫していたという。
福井新聞社