「もうセーラー服は着ません」浅香唯(54)スケバン刑事三姉妹が出した結論「世のため人のために(笑)」
この7月にスケバン刑事三姉妹による5年ぶりのコンサートを控えている浅香唯さん。そんな浅香さんはドラマ、舞台などの役者業や音楽活動に加えて、プロ雀士の肩書きも。なんと麻雀は30年以上のキャリアだとか!(全5回中の5回) 【画像】スケバン刑事三姉妹が集合!いまも変わらず大の仲良しスリーショット(写真6枚)
■スケバン刑事三姉妹のステージは「喜び3倍で苦しみは3分の1」 ── 7月(今月)には、『スケバン刑事3 少女忍法帖伝奇』(1986~87年)で、風間三姉妹として共演した大西結花さんと中村由真さんとの「三姉妹コンサート」を開催されるそうですね。3人でのコンサートは5年ぶりだとか。
浅香さん:2015年と19年に三姉妹でのコンサートを開催した以来なので、楽しみですね。2人と息を合わせながら歌ったり、フォローし合いながらステージを作り上げていくのは、ソロでのライブとはまた違った面白さがあります。喜びが3倍、苦しみは3分の1に分散される感じがしますね。 ── 心強いですね。緊張も3分の1に? 浅香さん:いえ、これが不思議なもので、誰かが緊張したり、感激して泣いてしまったりすると、ほかの2人にたちまち伝染してしまうんです。だから、3人でステージに立つときには、「緊張しない」「泣かない」が合言葉。そうでないと、お互いに迷惑をかけてしまいますから。
とはいえ、そうした感情はなかなか自分でコントロールできるものではないので、ほかの2人に悟られないようにすることが大事。“不安な顔で助けを求めるように、お互いを見ないようにしよう”というのが、暗黙の了解になっています。ただ、3人ともステージの前はものすごく緊張してしまうんです(笑)。それ自体はしかたないことだと思っているんですが、せめて人にうつさない努力はしようと。 ── 浅香さんと同世代ですが、涙もろくなってくる年代ですよね。しかも、いったん涙が出るとなかなか止まらない(笑)。
浅香さん:そうなんですよね。なかでも、私が一番涙もろいので、いつも2人に注意されます(笑)。私さえしっかりしていれば大丈夫だったのに…という場面がよくあるんです。本当にちょっとしたことで嬉しくなったり、感動してすぐに泣いたり。もう最近では、あきらめています。