レディ・ガブリエラ・ウィンザーの夫トーマス・キングストンが急死 享年45歳
2019年にレディ・ガブリエラ・ウィンザーと結婚した金融家のトーマス・キングストンが急死したことが明らかになった。英国王室が発表した。享年45歳だった。 【写真】レディ・ガブリエラ・ウィンザーの結婚式に集結した英国ロイヤル&セレブたち
レディ・ガブリエラはエリザベス女王の従弟に当たるマイケル・オブ・ケント王子とマリー=クリスティーヌ夫人の娘。報道によるとキングストンは現地時間2月25日(日)の夕方にグロスターシャーで亡くなっているのを発見された。救急隊が午後6時すぎに現場に急行、死亡を確認したという。死因を特定するためにこれから検死が行われるが、不審な状況はなく死に関わった人物もいないという。新聞「デイリーメール」が伝えている。
レディ・ガブリエラとキングストンの家族は声明を発表。「私たちの最愛の夫であり、息子であり、兄弟であったトーマス・キングストンの死をお知らせしなくてはならないのは深く悲しいことです。トムは彼を知るすべての人の人生を照らした特別な人でした。彼の死は家族全員にとって大きなショックです」。最後にプライバシーを尊重してほしいと綴っている。
チャールズ国王とカミラ王妃もお悔やみのメッセージを発表している。「トーマスの訃報を受け、国王と王妃はマイケル・オブ・ケント夫妻や彼を知るすべての人々と共に、家族の一員として愛されたトーマスを追悼いたします。特にレディ・ガブリエラとキングストン家の家族全員にお悔やみを申し上げます」とコメントした。
キングストンの訃報が発表される直前、ロイヤルファミリーはウィンザー城のセントジョージ礼拝堂で行われたギリシャ最後の国王のコンスタンティノス2世への感謝の礼拝に出席していた。レディ・ガブリエラの姿はなかったが、両親のマイケル・オブ・ケント王子夫妻は参加していた。
キングストンは過去にキャサリン皇太子妃の妹ピッパ・ミドルトンと交際していたこともある。キングストンとピッパは別れた後も仲が良く、キングストンとレディ・ガブリエラは2017年のピッパの結婚式にも出席。またピッパも夫と共にキングストンたちの結婚式に出席している。
レディ・ガブリエラとキングストンは公務を行う高位のロイヤルではないが、ウィンブルドンやアスコットなどロイヤルのイベントにはいつも姿を見せていた。2022年に行われたエリザベス女王のプラチナジュビリーの行事にも参加、女王への感謝の礼拝にも出席(写真)していた。安らかな眠りを祈りたい。