【MLB】メッツが劇的勝利でカブスを破る 体調不良でベンチスタートのリンドーアが逆転サヨナラ打
【カブス6-7xメッツ】延長11回タイブレーク@シティ・フィールド
日本時間5月3日、メッツは本拠地シティ・フィールドでのカブス4連戦の最終戦を迎え、1点ビハインドの11回裏に2点を奪って逆転サヨナラ勝ち。4連戦を2勝2敗で終え、再び貯金1とした。メッツ6番手のダニー・ヤングは11回表に1点を勝ち越されたが、チームが逆転サヨナラ勝ちを収めたため、記念すべきメジャー初勝利(0敗)をマーク。カブス6番手のダニエル・パレンシアはリードを守れず、今季初黒星(0勝)を喫した。 【動画】メッツのフランシスコ・リンドーアが逆転サヨナラ打を放つ(MLB.comより) 2回表に1点を先制されたメッツは、5回表にクリストファー・モレルに5号3ランを浴び、4点を追う展開に。5回裏にブランドン・ニモとスターリング・マルテの連続タイムリーで2点を返したが、6回表にピート・クロウ=アームストロングのタイムリー二塁打で3対5とリードを広げられた。しかし、6回裏一死1・2塁の好機で、体調不良によりスタメンを外れていたフランシスコ・リンドーアが代打で登場し、反撃の2点タイムリー二塁打。二死後、ニモにもタイムリー二塁打が飛び出し、5対5の同点に追いついた。 試合はそのまま延長タイブレークに突入し、11回表にカブスがニック・マドリガルのタイムリー二塁打で勝ち越し。しかし、右翼マルテの好返球でカブスの追加点を阻止すると、11回裏無死1・2塁のチャンスで打席に入ったリンドーアが2点タイムリー二塁打を放ち、劇的なサヨナラ勝ちとなった。体調不良で前日の試合を途中で退き、今日もベンチスタートとなっていたリンドーアだが、2本のタイムリー二塁打を放って4打点の大活躍。勝利の立役者となった。 マルテは「体調不良の選手が途中から出てきて必要な場面で2本の大きなヒットを打つなんて本当に特別なこと」と同僚の活躍を称賛。リンドーアは「自分の役割をこなしただけ。いつ名前が呼ばれてもいいように準備していた」と語った。