信越放送

北アルプスの奥穂高岳で体調不良を訴えた77歳の男性が心肺停止となったほか、一緒に登っていた49歳の男性も救助され山小屋に収容されましたが、低体温症の模様です。 【写真を見る】体調不良を訴えた神戸市の77歳医師の男性が心肺停止の模様…同行の49歳男性も低体温症、北アルプス奥穂高岳、天候の回復待って救助へ 松本警察署によりますと、奥穂高岳の標高およそ3100メートルの山頂付近で、兵庫県神戸市の77歳の医師の男性が体調不良を訴え、4日午前1時前に、一緒に登っていた男性から松本広域消防局に救助の要請がありました。 県の山岳遭難防止常駐隊員らが出動し、救助に当たりましたが、医師の男性は心肺停止の模様です。 また、通報した同じく神戸市に住む無職の49歳の男性も、4日正午前に山頂付近の山小屋に収容されましたが、低体温症の模様です。 心肺停止の男性については、天候の回復を待って救助することにしています。 2人は、3日に前穂高岳から奥穂高岳に向かって登山していました。