<映画興行成績>「インサイド・ヘッド2」が公開2週目で首位 新作に「映画クレヨンしんちゃん」「劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!」も
8月13日に発表された9~11日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、ディズニー&ピクサーの劇場版アニメ「インサイド・ヘッド2」(ケルシー・マン監督)が公開2週目にして首位を獲得した。週末3日間で動員が約39万1000人、興行収入が約5億2200万円と、前週末からほぼ落ちのない成績を記録。8月12日までの累計では、動員が156万人、興行収入が20億円を突破している。 【写真特集】ピクサー映画で誰もが共感できる理由 共通点は本物の“思い出”
初登場作品では、人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の劇場版31作目となる最新作「映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記」(佐々木忍監督)が2位にランクインした。公開初日から3日間で、動員が約36万5000人、興行収入が約4億5500万円を記録。8月12日までの4日間では、動員が約51万人、興行収入が約6億3600万円を記録し、同作の劇場版シリーズとしては歴代1位のヒットを記録した2023年8月公開の「しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~」の公開4日間の対比約130%の記録となり、記録更新も視野に入った。
ほかにも、「まんがタイムきららMAX」(芳文社)で連載中のはまじあきさんの4コママンガが原作のテレビアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の劇場総集編「劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:/Re:Re:」(斎藤圭一郎監督)の後編が6位、「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載中の山口つばささんの同名マンガを俳優の眞栄田郷敦さん主演で実写化した「ブルーピリオド」(萩原健太郎監督)が8位に初登場した。
前週1位で初登場した劇場版アニメ「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト」(岡村天斎監督)は3位となり、週末3日間で動員が約23万2000人、興行収入が約3億4600万円を記録。公開11日間の累計では、動員が122万人、興行収入が17億円を突破している。4位の「怪盗グルーのミニオン超変身」(クリス・ルノー監督、パトリック・デラージ共同監督)は、累計で動員が249万人、興行収入が31億円を超え、今年公開の洋画では初めて30億円を突破した。公開5週目を迎え、今回5位となった「キングダム 大将軍の帰還」(佐藤信介監督)は、累計で動員が約416万人、興行収入が約61億円を記録し、シリーズ最高興行収入を達成した。