【速報 ブエルタ・ア・エスパーニャ2024】マイケル・ウッズが激坂勝負を制し区間通算3勝目、ログリッチが2分近くタイム差を詰める/第13ステージ
ポイント賞 1 ワウト・ファンアールト(ベルギー/ヴィスマ・リースアバイク)274 Pts 2 カーデン・グローブス(オーストラリア/アルペシン・ドゥクーニンク)162 Pts 3 パヴェル・ビットネル(チェコ/dsmフィルメニッヒ・ポストNL)81 Pts
山岳賞 1 ワウト・ファンアールト(ベルギー/ヴィスマ・リースアバイク)36 Pts 2 マルク・ソレル(スペイン/UAEチームエミレーツ)23 Pts 3 ジェイ・ヴァイン(オーストラリア/UAEチームエミレーツ)23 Pts
ヤングライダー賞 1 カルロス・ロドリゲス(スペイン/イネオス・グレナディアーズ)in 52h 14' 27'' 2 フロリアン・リポヴィッツ(ドイツ/レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)+ 00' 17'' 3 マティアス・スケルモース(デンマーク/リドル・トレック)+ 01' 12''
チーム総合順位 1 UAEチームエミレーツ(アラブ首長国連邦)in 156h 09' 13'' 2 レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)+ 38' 29'' 3 デカトロン・AG2Rラモンディアル(フランス)+ 48' 39''
敢闘賞 7 ワウト・ファンアールト(ベルギー/ヴィスマ・リースアバイク)
リタイア 158 ミヘル・リース(ルクセンブルク/アルケア・B&Bホテルズ) 142 ウェレイハゴス・バーへ(エチオピア/ジェイコ・アルウラー) 187 ヨナタン・ラストラ(スペイン/コフィディス)
8月31日(土) 第14ステージ ビリャフランカ・デル・ビエルソ > ビリャブリノ 200.5 km(中級山岳) 今大会最長ステージ、1級山岳の登坂距離最長も登場 8月最後の「長い」1日。大会最長ステージであり、今ブエルタで唯一、走行距離は200kmを超える。さらに終盤に待ち構える1級山岳の登坂距離もまた、今大会最長の22.7kmに達する。 前ステージの中盤で通過した谷間の町から走り出すと、序盤約90kmは、平坦かつ直線の多い道を進む。たしかに途中に2つの小さな「でっぱり」はある。しかも道はほんの微妙に上っている。ただ平均勾配は0.6%程度だから、実質的には、フラットと言えるのだろう。 残り109km地点で一旦フィニッシュラインを通過すると、時計回りで北へぐるりと大きな輪を描く。すぐに3級山岳(激坂ゾーンなし)をこなし、50kmほどの長い長い下り基調の道へ。下り始めの5kmは比較的勾配があり(マイナス7%台前後)、やはり途中に小さな「でっぱり」が1つ待ち構えてはいるものの、基本的には緩やかな下り坂だ。 1級山岳レイタリエゴスもまた、決して険しくはない。平均勾配は4.5%。途中に最大7%ゾーンが1箇所存在するだけで、あとは麓から山頂までほぼ一定の勾配が続く。ただもちろん、とにかく、登坂距離だけは長い。 ひどく長かった1日は、高速ダウンヒルで締めくくられる。下りにはいくつかヘアピンカーブも待ち受ける。最後の最後まで、集中力を途切らせてはならない。
ステージ詳細テキスト:宮本あさか
J SPORTS 編集部
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