ものづくりの楽しさ感じて 山形市で小学生対象の体験教室
山形放送
子どもたちに建築や機械などのものづくりに親しみを持ってもらおうと山形市で2日、小学生を対象とした体験教室が開かれました。 この「小学生ものづくり体験教室」は、山形県内のものづくり人材の育成につなげようと山形市のポリテクセンター山形が毎年開いているものです。2日はおよそ90人の児童と保護者が参加し、5つのコーナーに分かれてものづくりに挑戦しました。住宅などに使われる壁土でできた土だんごに漆喰のクリームを塗り、それを磨くことで「光るどろだんご」を作るコーナーでは、左官職人たちに指導を受けながら絵の具で色付けしただんごを磨きました。 児童「色を塗るのが楽しいし、転がすのも楽しい」 高さ40センチほどの子ども用のイスを作るコーナーでは、児童がハンマーを使って釘打ちなどを体験しました。 児童「足と背もたれの部分の釘を打つのが大変だった。ちゃんと座れるようなイスになるといい」 参加した児童は、様々な体験を通じてものづくりの楽しさを感じているようでした。