〈総プレイ時間は4000時間以上?〉『ポケ森』サービス終了に“毎日2時間プレイ×7年間”の熱烈ファンは何を思う? 「卒業させてくれるのは運営だけだった」の意見も
スマートフォン向けアプリ『どうぶつの森 ポケットキャンプ』(iOS/Android)が今年11月29日にサービス終了することが発表された。2017年11月21日のサービス開始から約7年、このゲームにたくさんの時間を費やしてきたユーザーは、なにを思っているのだろうか。 【画像】サービス終了で一番悲しいことは? フレンドとの今生の別れ
「突然すぎるし受け入れられない」
スマートフォンでいつでもどこでも手軽にログインし、釣りをしたりフルーツを拾ったり、どうぶつたちと仲よくなったり。さらには家具をクラフト、オブジェを作って、自分だけのキャンプ場を作ることを楽しむ『どうぶつの森 ポケットキャンプ』(以下、ポケ森)。 期間限定のイベントや、フレンドとの交流などができることも特徴で、買い切りのゲームとは違い、ずっとゲームが更新されていく“終わらないゲーム”として、長年ユーザーから愛されてきた。 今回、サービスは終了してしまうが、ほかのアプリゲームのサービス終了と違うところは、今までのプレイデータを引き継いで遊べる買い切り型アプリを新たに提供予定だということ。イベントの更新やフレンドとの交流など一部の機能は利用できなくなるが、ゲームそのものを遊べなくなるわけではなく、ほかのアプリゲームに比べるとユーザーへの配慮がされている。 とはいえ、定期的に開催されるイベントがなくなることによって、“終わらないゲーム”である面が失われてしまうのは事実。もともと、『どうぶつの森』というゲーム自体が明確なゲームクリアの概念がないシリーズではあったが、新しいイベントの提供がなくなれば、やることがなくなってしまうと感じる人も多いだろう。 ネット上では今回のサービス終了に対して、〈ポケ森サ終、突然すぎるし受け入れられなくて泣いてる〉〈ショック過ぎる。私のポケ森人生が11月で終了する! 7年もコツコツ積み上げたゲーム人生が幕を閉じる事になるとは〉〈ポケ森がサ終するって知ってからずっと虚無虚無プリンになってる〉〈ポケ森サ終めちゃくちゃショックで泣いちゃったッ 明日仕事休むか〉といった悲しみの声が多くあがっている。 長い時間をかけてやりこみ、もはやポケ森が人生の一部、生活のルーティーンの中に組み込まれていたユーザーにとって、やはりそのショックは計り知れないようだ。 リリース初日から約7年間、ほぼ毎日プレイをし続けてきたという、20代女性のえむちゃんさん(@chanemu_KB)に、今の率直な気持ちを聞いた。
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