「本当においしい生ビール」を飲んでみよう。価値観が変わる?ビール初心者が老舗ビヤホールへ。究極の一杯を体験。
大人になったら一度はお店で「とりあえずビール!」と言ってみたい。その一歩を踏み出すなら、神保町にある老舗洋食店『ビヤホール ランチョン』がオススメ。ここでは”本当においしい生ビール”を飲めるという噂が。「20歳になったばかりの時に初めて飲んだビールはとても苦く感じて、これが大人の味か、自分にはまだ早いなと思っていました」と語るお酒ビギナーのメンズノンノモデル 稲井孝太朗が実際に潜入。果たして、稲井のビール道は拓けるのか…? 【画像】「ビヤホール ランチョン」の写真をもっと見る!
ランチョンで最も人気のあるビールは、「アサヒ生ビール」=通称「マルエフ」。つい最近までは業務用しか流通していなかったのだとか。「ここで飲むマルエフが最高!」と足を運ぶ長年のファンも多いという。洋食メニューも豊富。「神保町という土地柄、古本屋を巡ってからいらっしゃるお客さまは多いですね。窓際の席でメンチカツをつつきながらビールを飲んで、その日手に入れた本を読んだり外の景色を眺める、という時間を過ごしていらっしゃるようです」と、四代目マスターの鈴木さんは語る。
ビール本来の美味しさを味わってもらうため、キンキンに冷やしすぎないというのがランチョン流。ちょうど良い量で楽しめる、口当たりのよいうすさの特注グラスで提供される。そして創業以来、ビールを注ぐことができるのはマスターだけ。代々受け継がれてきた技から成る、こんもりと美しい泡を眺めつつ「早速いっちゃっていいですか?」とワクワクが止まらない稲井。いざ、実飲。 その感想は?「のどごし最高っていう感覚はこのことなんですね!嫌な苦味が一切なくて、まろやかな味わいにびっくりしてます。ゴクゴク飲めちゃうから心配になるくらいウマイです」と満面の笑みを浮かべながら語っていた。
メンチカツを見て「想像より1.5倍くらい大きい!」と驚きの稲井。特製ドミグラスソースの濃厚な香りが食欲をそそる。ソースを付けて、パクッと一口!「うま~~~!衣はサクサクでお肉がぎっしり。なのに脂っぽい感じがなくてペロリといけそうです」。すかさずビールと合わせてもう一口!「最高です。メンチカツの旨味と、ビールの爽やかさが組み合わさって、お互いの良さを引き出している感じ」。ビールに苦手意識を持っていた稲井だが、ほんの数分で1杯目を完飲した。