マンゴーの収穫が最盛期 いの町の果樹園でバラエティに富んだマンゴー販売【高知】
RKC高知放送
南国フルーツの定番、マンゴーが収穫の最盛期を迎えました。 高知県いの町の果樹園では、大きいものから小さいものまでバラエティに富んだマンゴーが販売されており、人気を呼んでいます。 太陽輝く南国土佐・高知県といえばユズなど柑橘類ですが、いの町では果物の女王と呼ばれるマンゴーが栽培されています。高知県いの町八田地区にあるフルーツガーデン山高の山本高裕さん(60歳)に、ハウスの中を案内してもらいました。 マンゴーは沖縄と宮崎で国内の8割を生産していますが、2021年の統計では高知でも年間32トン生産しており、全国5位と盛んです。山本さんは約43アールのハウスで、主に「アーウィン」という品種を栽培し「土佐マンゴー」というブランド名で販売しています。 「土佐マンゴー」の一番の特徴は、なんといっても「甘さ」です。沖縄や宮崎のマンゴーは糖度15度を超えるとブランドとして出荷されるそうですが、「土佐マンゴー」として出荷しているものは糖度20度を超えているそうです。 マンゴーは、水を多く与えると皮が色鮮やかになり見た目は良くなりますが、味が薄くなるということです。 山本さんのハウスでは見た目の美しさを残しつつ、与える水をできるだけ少なくすることで高い糖度を実現しており、高いものでは1個1万円するものもあるそうです。 山本さんのハウスでは、良いものに仕上げるために間引きする、小さいけど甘さは変わらない小ぶりのマンゴーを1個50円から販売しており、お得に買い求めることができます。 贈答用の大きいものから家庭用の小さいものまで、バラエティに富んだマンゴーはどちらも人気があるそうです。 南国土佐の太陽をたっぷり浴びて育った土佐マンゴーは、専用の通販サイトや電話で購入することができます。