【ボートレース】A1昇格と最優秀新人目指す石本裕武が優出に挑戦…三国・ルーキーシリーズ
◆スカパー!・JLC杯 ルーキーシリーズ第8戦(17日・ボートレース三国・5日目) 石本裕武(23)=大阪(2、12Rに出走) 石本は予選最終日の2走を1、1着で締めて準優勝負駆けに成功した。 4日目は8メートル以上の強風が吹き、1Rから安定板を装着。5Rから展示周回1周、本番2周の厳しい条件下、4Rはインで勝利。後半8R3号艇は新開のまくりに合わせてシャープに差すと、BSでへ先を掛けて譲らず。2M先に回って新開を抑え込んだ。「回ってからの足は新開さんの方が良さそうだったが、バックでは追い付いたし足はいいです。水面は悪かったけど水面なりに乗れました」としてやったりの表情。 デビュー3期でA2級に上がり、今期(昨年11月以降)勝率は6・28(16日終了時点)。わずか4期でA1級が狙える位置にいる逸材だ。「今は1着か5、6着の極端なことが多いので、小回りを利かした道中のさばきで3、4着を取れるように心掛けています。A1級も目標だけど、(最優秀)新人賞を取りたいので。そのためにもあと3つは優勝しないと。今節もチャンスはあるので狙っていきたい」と、まずは優出へ向けて気合を入れなおした。 (早野 智之)
報知新聞社