林家木久扇、「ゆうもあ大賞」受賞に「小躍りしています」55年レギュラー務めた「笑点」卒業にホッ
ユーモアで世の中に明るい話題を提供した著名人に贈られる「令和6年度(第52回) ゆうもあ大賞」の授賞式が4日、都内で行われ、俳優の黒川想矢、内藤剛志、落語家の林家木久扇が登壇した。 今年3月に日本テレビ系「笑点」を卒業し、演芸界での功績を表彰された木久扇は「55年やってきましたが、今までほめられたことがない、大賞なんていただいて小躍りしています」と笑顔。「(卒業して)ホッとしています。あの人たちの顔を見なくていいと思うと…」と笑わせつつ「今後の笑点をごひいき、お引き立てをよろしくお願いします」と語った。 内藤は「仕事の97%が刑事なので、まじめで正義感が強いと思われがちですが、僕は大阪生まれ大阪育ち。大阪人にとって、一番価値ががあるのは『おまえ、おもろいな』と言われること」とユーモアが認められたことに「あと半年で70歳になりますが、70代は大笑いでいけと教えてもらえたのかな」と語った。 中学3年生の黒川は「学校でもユーモアがあると言われたことがなくて、ユーモアからは遠い存在。賞をいただいたからには、ユーモアを持って取り組めるように頑張ります」と初々しくコメント。所属事務所社長の舘ひろしも平成30年度の同賞を受賞しており「舘さんが受賞された賞をいただくことができてうれしい。舘さんはいつも僕に、舘さんのおうちは『アパートなんだ』と言うんですが、ユーモアなのか、本当なのか…」と純粋に語っていた。
報知新聞社