【全日本】3冠王者安斉勇馬に挑むCC覇者宮原健斗「石川でのチャリティー大会を俺が締める!」
全日本プロレス“満場一致で最高の男”宮原健斗(35)が、ベルトを巻いて能登の被災地へ乗り込む意気込みを示した。 宮原は12日に横浜BUNTAIで行われたチャンピオン・カーニバル(CC)優勝決定戦で斉藤ジュンを破って19年以来、2度目の優勝を果たした。そして今月29日の後楽園大会で行われる3冠ヘビー級王座戦で史上最年少王者・安斉勇馬(24)に挑戦することが決まった。 宮原はこの日、都内の全日本プロレス本社で行われた3冠戦に向けた会見に安斉とともに出席。「ベルトを取った後、やりたいこと」について聞かれると、12日に発表となった「全日本プロレス能登チャリティー大会~ALL JAPAN FOR ONE~」(6月10日午後6時30分~、石川・七尾市田鶴浜体育館)について言及した。 宮原は「昨日(12日)発表されましたけどチャリティーの大会を石川県でやると。今、全日本プロレスが動き出している、何かいろいろな仕掛けをしている中で、やはりチャンピオンは俺じゃないとダメだと思ってるんですよ」と自分が全日本の顔でなければダメだと強調。 続けて「それは対世間という部分でも俺が発する言葉の熱量だったり、そういう部分ではチャンピオンとして6月のチャリティー大会を俺が締めたいと思ってます。プロレスというものが世間に対して何を訴えているのかっていうのを、俺はチャンピオンとして表現したい」と熱く語った。 会見では王者・安斉が「(CC優勝決定戦後に宮原が発した)『(俺がいる限り、お前に)未来が来ない』って言い方が嫌で。まるで(未来を)待ってるみたいな感じなので。邪魔なオールド世代がいるんだったら力ずくで倒して、僕を見せつけます」と発言。 これについて宮原は「聞きたいんだけどさ、俺はオールドなの? それを俺は考えたんだよね。なぜ俺がこっちにくくられてるのか。そこで1つの答えが出たんですよ。俺ってまだ35歳だよね。全然オールドじゃないよね。なぜオールド世代に入れられるか分かりますか? それは俺がここ数年すごすぎる試合をして、世間にすごすぎる存在だというのが伝わりすぎていて、ベルトを巻いてる姿を皆さまが認識しすぎていて俺はオールド世代になってると思ってるんだよね。俺、別にオールドじゃねーし」と反論。「そこら辺のプロレスラーのオールド世代と一緒にするんじゃねぇ!」とほえた。