ありがとう「沼プー」 開業52年の沼影市民プール、2月10日にお別れイベント お絵描きやスケートショーなど
「沼影市民プール ありがとうイベント」が2月10日、埼玉県さいたま市南区の沼影公園で開催される。市は武蔵浦和駅周辺地区の義務教育学校を整備するとして、同公園を今年3月末に廃止する。開業から52年間にわたり、「沼プー」の愛称で地域に親しまれてきたことから、感謝を込めて企画された。入場無料。 埼玉の「海」50年の歴史に幕…さいたま水上公園プール閉園へ 最後のイベントで別れを惜しむ人々「残念」
市南部公園整備課などによると、沼影市民プールは1971年に整備され、夏場はプール、冬場はアイススケート場として利用されてきた。屋外プールは昨年8月31日、スケート場は今年2月12日で営業を終了する。公園廃止後の4月から屋外プールの解体が始まる予定。屋内プールは来年6月まで営業する。 イベントでは、プールにお絵描き(午前10時~午後3時)、バックヤード見学ツアー(午前10時~午後3時)、アイススケートショー(午前11時~午後2時)、流水プールイルミネーション(午後1時~同7時)などが行われる。 同課は「52年間の思い出を振り返りながら、沼影市民プールの最後のイベントに、ぜひ参加してほしい」と呼びかけている。 問い合わせは、同課(電話048・840・6179)へ。