梅雨前こそ「冷蔵庫の片づけ」の始めどき。買い物前にすませるだけですっきり
家の中を片づけるには、過ごしやすい気候の今がおすすめです。とくに、雑菌が繁殖しやすい冷蔵庫は梅雨入り前に片づけて、清潔に保っておきたいところ。今回はESSEフレンズエディターで整理収納アドバイザーの名倉永利子さんが、冷蔵庫の片づけから始めるべき3つの理由を語ります。
1:食材は捨てる基準が分かりやすい
たとえば、家族写真のように特別な思い入れがあるものを捨てるのは、なかなか難しいですよね。その点、食材は“賞味期限がきれているから”、“口に合わなかったから”というように、捨てる基準がハッキリしています。 片づけが苦手な人でも気軽にとりかかれるので、まずは冷蔵庫の片づけから着手しましょう。
2:スペースが限られている分、片づけやすい
リビングはものの種類や数が多く、スペースも広いため、多くの手間がかかります。しかし、スペースが限られている冷蔵庫なら、片づけも簡単。 一度で片づけるのが難しい場合は、「今日は野菜室、明日はドアポケット」と目標を決め、少しずつ片づけるのもおすすめです。冷凍室にあふれる保冷剤を少し捨てるだけでも、庫内がかなりスッキリするはずですよ。
3:片づけた効果を実感しやすい
まずはトレイを洗ってきれいにする。 次にトレイを庫内に戻してセットする。 冷蔵庫は毎日使うもの。だからこそ、片づけた効果も強く実感できます。 片づけると食材を探す時間や手間が減って、家族にも喜ばれますし、ほかの場所を片づけるモチベーションもアップします。
冷蔵庫の中身が少ないときが片づけチャンス!
片づけは買い出し前にすませるのがおすすめ。庫内の食材が少ないほど、短時間で片づけが終わり、買ってきた食材も収納しやすくなります。 家の中のどこから片づけ始めればいいか分からない方は、冷蔵庫から着手してみましょう。気楽な気持ちで片づけてみてくださいね!
名倉永利子