マヂカルラブリー（野田クリスタル、村上）

お笑いコンビのマヂカルラブリーがメインパーソナリティを務める「オールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送)が2月29日にライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」にて生配信された。生配信では番組収録の様子やリスナーからのリアルタイムでのコメントに加え本編放送後のイチナナ限定アフタートークも見ることができる。 【写真】控えめな変顔を披露するマヂカルラブリー（野田クリスタル、村上） ■村上「野田さんが『KOC』の審査員にも入れるように期待しています」 この日、村上と野田クリスタルはネイビーのトレーナーとグレーのハーフジップのトレーナー姿でそれぞれ登場し、「お笑い賞レースの審査員」についてのトークを展開していく。村上が「野田さん、『R-1グランプリ2024』(カンテレ・フジテレビ系)審査員、おめでとうございます」と口火を切り、「3年連続で」とお祝いした。これを受けて野田は「ありがとうございます。今年は『R-1』(出場者が)すごいですよ、5000何組で。『M-1』レベルになってきましたね」とコメント。 村上に「もう慣れましたか？　審査員は」と聞かれ、「『R-1』っていうかもう…『THE W』（日本テレビ系）『M-1グランプリ』（ABCテレビ・テレビ朝日系）敗者復活もあって、ちょっとね…審査員やりすぎ問題が…」と呟く野田。村上が「権力の集中ですよね」と合いの手を入れると、それを華麗にスルーした野田は「慣れたっていうとちょっとあれですけども…うーん…慣れたね！」と言い切った。 その言葉に笑う村上は、「流石に緊張感は持ってるってことですよね？　もちろん人生が掛かってるわけですからね。一票でね、変わってしまいますからね、本当に」とフォロー。野田は「上手にはなってきてると思う。審査も審査コメントも。焦らなくなってきたね」と明かした。 村上が「どういうのが審査しやすいとか審査しにくいとかあるんですか？」と尋ねると、「うーん…ウケる！　スベる！」と簡潔に回答する野田。「ウケルかスベるかしてくれると点数付けやすいです」と続けた。 それを聞いた村上が、「めっちゃウケた野田さんがあんま好きじゃないネタと、めっちゃウケてない野田さんが超好きなネタは、どっちが点数高くなるんですか？」と質問。野田は、「点数高いのは、もちろんめっちゃウケた方。でも、好きだった分、ただスベッてるよりかは点数高くはなるよね」と説明し、「僕はカツカツの10(点)でやってるんで、1～2点は足せる」と審査の範囲を10点満点にしていることを口にした。 「でも、基本的にはウケたら。この人が勝つべきだって思った人に(点数を)あげていますけどね」と言う野田に、村上が「でも、審査員の個人的な意識をちゃんといれないと、審査員の意味がないですからね。そこはもう多少はいれていただかないと」と鋭く切り込む。野田は「それだとジャンルで点数いれちゃいそうになるんで。僕それは点数をいれないって前から言っているので。あと、ネタ以外のものにも点数はいれないです。こんなに若いから可能性が高いとか」と自身の審査基準を語った。 村上が「『R-1』頑張って審査していただいて、審査員として野田は有能だぞっていうのをちゃんと見せつけてですね、『KOC』(『キングオブコント』TBS系)の審査の方も入れるようにね、期待していますよ」とボケると、「落ちてるんですよ。出て落ちてるんですよ、準々(決勝)で」と食い気味にツッコミを入れる野田。「お見送り芸人しんいちですら、チャンピオンでも文句言われてるのに、準々で落ちたやつが…」と口ごもる。だが、村上は「(マヂカルラブリーが『KOC』で)優勝するために、野田さんが審査員にいてくれるのが、すごく助かるんですけどね。で、100点付けてくれれば、それでもう楽にいけるんでね。なんとかそこまで行っていただきたいと思います」と野望を口にした。 これに対して、リスナーから「『R-1』審査員の野田さんに質問なのですが、『ポケモン』のダグトリオが明らかに3人なのに、『いや…所属的には一人なんで…』と言って、完全なトリオコントやり出したら減点ですか？　加点ですか？」といった質問コメントが届き、野田は「知らないです」とバッサリ。他にもリスナーからは、お笑い賞レースの審査に関する野田への質問が相次ぎ、本編は終了した。 ■野田「ようやくこの『ANN』、ニッポン放送のメンバーになったな」と実感 イチナナ限定アフタートークでは、「ANN0」の前の番組「ナインティナインのオールナイトニッポン」と後の番組「上柳昌彦 あさぼらけ」(ニッポン放送)についての話題を展開。野田が「今までね、長くやってきたけど、こんなに木曜日(の放送)で繋がったことないじゃないですか。うれしいよね。ようやくこの『オールナイトニッポン』、ニッポン放送のメンバーになったなっていう」と言い、村上もまた「3年ぐらいやってますけど、ナイナイさんと絡めたっていううれしさはありますよね」と喜びを噛み締める。 配信画面には、深夜3時過ぎにも関わらず「縦のつながりが見られてうれしい」「岡村さん今週も出てくれて優しい」「また乱入回でおもしろかった」「また冒頭の労いパート揉めてるwww」などの温かいコメントで盛り上がりを見せた。