写真左から時計まわりに山下幸輝、奥野壮、柏木悠

山田涼介演じる教師が︑問題児ばかり集められた３年０組の担任になり問題を乗り越えていく学園コメディー「ビリオン×スクール」(毎週金曜夜9:00-9:58、フジテレビ系／FOD・TVerにて配信)。いじめっ子・城島佑を奥野壮、第4話で加賀美零(山田)の指導により引きこもりを脱した竹中天珠を山下幸輝、第3話で加賀美に救われた映画オタクの鈴木司を柏木悠が演じている。そんな０組のクラスメートを演じる3人に現場の雰囲気や今後の展開について話を聞いた。 【写真】自撮りする奥野＆柏木＆山下。ほか現場写真など全25枚 ■教室では元ちゃん(松田元太)がムードメーカーで太陽みたい 奥野「一緒に演技をするのはほぼ初めてだけど楽しいよね」 山下「奥野くんはお兄ちゃん、悠くんは弟みたいな感じかな。悠くんとは現場でよく話すけど、息が合っているようで合っていないような…」 柏木「合っているよね？」 山下「合っているはず(笑)」 奥野「確かに悠からよく話し掛けているイメージ。人懐っこいから、誰にでも話す子犬みたい」 柏木「そうかな？　ちなみに僕は最初、壮くんのことが怖かった…（笑）」 山下「役も相まってじゃない？」 柏木「本当にそう。で、話し掛けたらフランクで優しくて面白い」 奥野「最初といえば、山下くんは途中からだったので、緊張しているなって思いながら見守っていた」 山下「ドキドキだった。みんな楽しそうに話しているし…。話し掛けてくれたときはうれしかった」 同世代の俳優が集まる現場は、いい空気が漂っているとのこと。 柏木「みんな同級生みたいな感じですよね。一緒にいるだけで幸せな時間が流れます」 奥野「城島はまだみんなと仲良くなれていないので寂しいんだよ。ワイワイやっているシーンを遠目に見ながら、楽しそうだなって…」 柏木「でもツンツンしている城島、結構好き。何かいいよ」 山下「城島も早く仲間になれるといいよね。こっちは楽しいよ」 奥野「ちなみに教室では元ちゃん(松田元太)がムードメーカーで、太陽みたい。あの雰囲気は出せないよ。ずっとＴＪポーズをしてる」 柏木「一日１回はノルマのようにやってるけど、回を重ねるごとにみんなの反応が薄くなって(笑)」 山下「そんなのも含めて本当の学校みたい。リアルで楽しいです」 ■今山田さんのお芝居を見て、こんな完璧な人いるんだと思った 柏木「山田さんとのお芝居は、役としてその場に生きている感覚になるんです。ドラマの世界観に没入させてくれます」 山下「生徒に向けてアツい想いを目と言葉で伝えようとしてくれるのが本当に伝わるんです。コメディー要素との緩急が気持ちいい」 奥野「生徒全員が集まる初日、山田さんのお芝居を見て、こんな完璧な人いるんだと思った。魅力的で、勉強させてもらっています！」 物語は後半戦へと向かうが――。 柏木「これまで、先生の言葉で僕らが変わってきたけど、今後は生徒が先生に影響を与える場面もあるかも。“仲間の絆”をキーワードに見てください」 山下「先生の過去も分かるかな？　先生が僕らに向けて発している言葉が、実は自分にも刺さっている…こともある気がして。竹中的には０組を楽しんでいるのが伝わればいいなぁと思います」 奥野「生徒のキャラクターが分かってきたので、誰かに共感しながら見てもらうとより楽しいはず。ぜひ推しを見つけてください！」 ■撮影＝諸井純二、阿部岳人／取材・文＝玉置晴子